ご亭主殿の車で聴ける音楽をパソコンで編集してCDを焼いてあげたんですが、なにぶんにもご亭主殿はバリバリの歌謡曲世代なのでどれもこれもこれがいいと指定したのは歌謡曲ばかり(笑)
3枚のCD-Rに全部で47曲の歌謡曲が収録されました。
昭和を代表する歌ばかりなので、くじらもさすがに全部知っています。
聴いていて思ったのは、昔の曲というのは起承転結がはっきりしてて、まるでドラマを見てるみたいだなぁ…でした。
どれもこれもホントに短くて、今はやりののやたら長い曲に比べてなんだか物足りないくらいなんですけど、中身が濃いというか、思いがダイレクトに伝わってきます。
プロの作詞家が作っていたからなのでしょうね。
歌い手が自分で作詞作曲をするようになってから、なんとなくよさげなんだけど何がどういいのか具体的にはわからないという曲が多くなりました。
なんか全体のイメージはそれっぽく感じるんだけど、実際は何を言いたいのかさっぱりわからないといったきょくが巷にあふれ、ヒットの寿命も短くなってきたように思います。
心に残るにはやはりかしの意味がわからないと難しいのではないでしょうか?
何を伝えようとしてるのかわからないのでは、記憶に刻まれません(苦笑)
近頃のヒット曲というのは記録は残っても記憶にはさっぱり残らないものがとっても多いように感じます。
もうひとつ感じたのは歌謡曲を唄う歌い手さんの歌唱法がいかにもヴォイストレーニングを積んだというテクニック重視なんです(笑)
まるでお芝居を演じてるみたいに感情の起伏があったり、強弱が激しかったり声色めいた発声をしたり…
わぁ、プロだぁ!!って思っちゃいました(爆)
ただ、さすがにずっとそんなのばっかり聴いてるとだんだん臭くなってきます(苦笑)
ちょっとうんざりしてきた時用に、その辺の若者がカラオケ屋でがなり立ててるようなオレンジレンジの曲でも積んでおこうかなと考えてます(笑)
ご亭主殿嫌がるかなぁ????
くじらはあれはあれで結構好きなんですけどね。
意味もなく元気で、なんか安心出来ますから♪
天童よしみの「珍島物語」という曲を初めてちゃんとCDで聴いたんですけど、
彼女はテレビに出ないでCDとかラジオだけで売っていたほうがずっといいのにと思っちゃいました。
声もいいし歌唱力も抜群。
こうしてCDで聴いてると素直に感情移入できるのに、画面であの姿を見ちゃったらどうしたってスイッチ切りたくなります。
なんだかものすごく悪い冗談を見聞きさせられてるような気分になっちゃいます(汗)
容貌のよしあしは本人の責任ではないけれど、くじらは積極的に見たいルックスではありません。
藤あやこみたいなとびきりの美人というのもなんだか演歌歌手といて厭味な感じもしますけど、せめて毒にも薬にもならない程度の外見だったらもっと素直に曲を聞けるのにって…
テレビの時代になってからそれなりのルックスじゃないといくら歌がうまくてもなかなか歌手にはなれなくなった現実を考えれば、それだけ天童よしみの歌唱力が並外れていたという証なのかもしれませんが、それでもやっぱり見たくないです(苦笑)
PR
この記事に関するコメント