う~んと昔、まだくじらが20歳くらいのころ、当時働いていた職場で先輩とこんな話をしたことがあります。
先輩
「岬めぐりの歌詞って死に別れだと思う?生き別れだと思う?」
くじら
「…死に別れでしょう…多分(汗)」
先輩
「なんで?」
くじら
「恨みがこもってないから…」
先輩
「生き別れだって怨まないかもしれないでしょ?」
くじら
「んなこといったって、経験ないからわかりませんよ。
振られたんだったらいくばくかの怨みは残るかと思って…」
先輩
「何だ恋の経験ないの…」
…結局結論は出ないままこの話はくじらがまったくもてない小娘だといことで決着がついてしまいました(笑)
その後もくじらはまったくもてないまま、なぜか今のご亭主殿と結婚し、恋というものが一体どういうものなのかわからないまま老境に差し掛かってしまいました。
いまだに何の恨みも持たないで別れる事が出来るのかどうかはわかりません。
お互いに愛し合っているときに(片思いでもいいですけど)死なれてしまったら、死んでしまったことは怨んでも相手に対し悪い思い出はないとは思いますが、すったもんだの末別れたとなったら、いくばくかの恨みは残るんじゃないかなぁ
よほど相手が遊び上手で、うまく別れたのなら話は別ですが。
あるいは当人同士は愛し合っているのに周囲に無理やり引き裂かれたとか。
いまどき、あんまり実感が伴わない話ですけど。
くじらは楽観主義なのかもしれませんが、生きてりゃ何とかなるって思ってますから、周囲の反対で結ばれないなんてことは想像も出来ません。
好きなら駆け落ちでも何でもしちゃえばいいじゃんって考えますから。
何で今頃こんな話を蒸し返してるかと申しますと、昨日何気に聞いていたELTの『今でも…あなたが好きだから』は一体生き別れなのか死に別れなのかどっちなんだろうとやたらと気になってしまったからなんです。
どこかの曲みたいに天国に行ったとか、死んでしまったという言葉が一切かかれてませんから、どちらなのか歌詞を見てもわかりません。
なんとなく死に別れなんだろうなぁと、昔の岬めぐりの時と同じように感じてながら聞いていたんですけど、ちゃんと考えようとじっくり歌詞を眺めていたら、わからなくなりました。
なにぶんにも経験値が足りなさ過ぎます(苦笑)
でもやっぱり死に別れの歌だと思います(笑)
愛する人を失う悲しみはくじらにも理解できますから、理解できる範囲でということで死に別れにしておきましょう。
今でも…あなたが好きだから